皆さん、こんにちは!
お祭り大好きの管理人が、お祭りの情報や魅力を網羅的に発信していきます!
今回は、2024年11月に開催される「唐津くんち」 についてご紹介していきます。
唐津くんちは毎年11月2~4日に佐賀県の唐津神社で開催され、例年50万人前後もの人が訪れる佐賀を代表するお祭りなんです!
今回は「唐津くんち」の内容、日程と場所、見どころ、屋台、歴史、駐車場とアクセス、混雑状況、交通規制についてまとめました。
是非、参考にして頂き、少しでも気になった方は実際に足を運んでみてくださいね!
唐津くんちはどんなお祭り?
唐津くんちとは、毎年11月2・3・4日に佐賀県唐津市の唐津神社で開催される秋の例大祭です。
「くんち」とは「供日」(くにち)とも書き、九州の方言でなまった結果「くんち」という名称になりました。
供日(くんち)には収穫感謝の想いが込められています。
例年、このくんちを一目見ようとおよそ50万人もの人が訪れる、佐賀を代表するお祭りです。
昭和33年には佐賀県重要有形文化財、昭和55年には国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
近年では、国内だけでなく海外からも注目を浴びており、唐津くんちの「山・鉾・屋台行事」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。
まさに世界に誇る、佐賀のお祭りという事がわかりますね!
唐津くんちといえば、豪華で迫力のある「曳山」(やま)が有名で、これは飾り物を据えた山車のことを指します。
曳山は職人の繊細な技が取り入れられ、人々を虜にしてしまいます。
初日は「宵曳山」、2日目は「御旅所神幸」(おたびしょしんこう)、3日目は「翌日祭」が開催されます。
笛や鐘、太鼓の音色が奏でられる三ツ囃子(みつばやし)や曳子(ひきこ)の「エンヤ、ヨイサ」の掛け声に乗って、14台の曳山が巡行ルートを駆け抜けます。
3日間でこの曳山を様々なシーンで楽しむことができ、昼間と夜でそれぞれ違った曳山を味わうことができちゃいますよ!
唐津くんち🌷*゚
最高な3日間でした😂❤️
楽しすぎた🤤❤️笑
来年も行けたらいいな😌💭 pic.twitter.com/hOlAXPCphg— SAKURA (@Saku___bsk528) November 5, 2017
日程と場所は?
2024年唐津くんちの開催期間と会場は次の通りです。
いつから、いつまで、どこで開催されるのかしっかり確認してみてくださいね!
日程・会場
唐津くんち | |
開催日 | 2024年11月2日(土)〜11月4日(月) |
開催時間 | 11/2 19:30~22:00
11/3 9:30~16:30 11/4 10:00~17:30 |
開催会場 | 唐津神社 |
住所 | 〒847-0013 佐賀県唐津市南城内3−13 |
マップ | |
公式HP(ホームページ) | https://www.karatsu-kankou.jp |
お問い合わせ | 電話番号:0955-74-3355 |
スケジュール
実際にお祭りに足を運ぼうと思っても、スケジュールがわからないと困りますよね。
下記に唐津くんちのスケジュールをご紹介しますので、イベントの時間や場所を是非参考にしてみてください!
11月2日 宵曳山 | |
19時30分~22時10分 | 大手口(全14台中6台巡行開始)~旧城下町を巡行しながら各町から他8台の曳山合流~曳山展示場へ |
11月3日 御旅所神幸 | |
9時30分~16時15分
|
唐津神社~旧城下町一巡~御旅所(昼休憩)~
各町へ |
11月4日 翌日祭 | |
10時00分~16時40分
|
唐津神社~旧城下町(前半)~米屋町通り(昼休憩)~旧城下町(後半)~曳山展示場へ |
巡行ルート
唐津くんちの最大の見どころである曳山の巡行ですが、事前にルートを把握しておきたいですよね。
そんな方のは、上記画像が公式に発表されている「曳山巡行コース」ですので、参考にしてみてください!
画像が見にくい方は、公式ホームページからも確認できますのでチェックしてみてください。
混雑状況
唐津くんちには、例年およそ50万人前後の人々が訪れます。
そのため、会場は大変混雑することが予想されます。
周辺道路では渋滞が起こると思われるので、お車で移動される方は早めに動くか、公共交通機関をご利用ください。
しかし、この賑わいも唐津くんちならではのものですので、賑やかな雰囲気を味わってみてくださいね!
くれぐれも怪我や事故などには十分お気を付けくださいね。
見どころ
個性あふれる豪華絢爛な曳山
唐津くんちの見どころ一つ目は「豪華絢爛な曳山」です。
当日は、全部で14台の曳山を観ることができます。
一年を通してこの曳山を目にすることができるのは、この唐津くんちと唐津神社の春季例大祭の日だけだそうですよ。
曳山は、木製の四輪台車に漆で形状が整えられた本体が支えられてできているのですが、製作期間はどれも3~6年を要したと言われています。
当時の人々の技術や想いが込められた曳山は、目にするだけで感動を覚えます。
全14台の曳山はどれも個性的で味があり、武将の兜を表したものや、鯛を表したもの、獅子を表したものなど様々です!
次から次へとオリジナリティあふれた曳山が登場するので、見ていて飽きることがありません。
皆さんも、ぜひお気に入りの1台の曳山を見つけてみてはいかがでしょうか?
ちなみに一番人気は、五番曳山・魚屋町の「鯛」の曳山だそうですよ!
唐津くんち
みんな大好き鯛だよ pic.twitter.com/IvyF2h2x8U— 小麦ちゃん (@hazuki524) November 3, 2022
御旅所への曳き込み・曳き出し
唐津くんちの見どころ二つ目は「御旅所への曳き込み・曳き出し」です。
3日に行われる御旅所神幸は、早朝の5時にスタートし、唐津神社に獅子が奉納されます。
9:30頃から14台の曳山が、笛や太鼓などの賑やかなお囃子に合わせて砂地の御旅所まで巡行して、旧城下町を駆け抜けます。
この砂地で曳山の曳き込み・引き出しが行われるのですが、その圧倒的な迫力に会場の盛り上がりはマックスに。
曳山は2~3トンもの重さなのですが、それが砂地に埋もれる姿や曳子の「エンヤ、エンヤ」という勇ましい掛け声で、会場はとてつもない熱気で包まれます。
唐津くんちの中でも一番の見どころですので、ぜひこの曳山の曳き込み・曳き出しはチェックしてみてくださいね!
唐津くんち最大の見せ場、曳き込みの様子。曳山は1トン以上あり、砂地に車輪が埋まりますが力をあわせて進んでいきます。 pic.twitter.com/7ZEsZT3vne
— 安納芋 (@anno_ekimemo) November 3, 2016
屋台
お祭りと言えば、屋台の出店が醍醐味の一つですよね。
唐津くんちでは、屋台がなんと200店以上も出店されます。
屋台は、唐津神社の参道から大通りにかけて出店されています!
クレープや唐揚げなどの定番のお祭り屋台が楽しめるのはもちろんのこと、佐賀の特産品やB級グルメなどを堪能できますよ。
具体的には、唐津を代表するB級グルメ「からつバーガー」や、佐賀の有名な「イカ焼き」や「佐賀牛の牛すじ煮込み」などが味わえます!
佐賀グルメまで楽しむことができるなんて、なんとも贅沢ですよね。
是非、唐津くんちの屋台で様々なグルメを楽しんでみてくださいね!
唐津くんち🌷*゚
最高な3日間でした😂❤️
楽しすぎた🤤❤️笑
来年も行けたらいいな😌💭 pic.twitter.com/hOlAXPCphg— SAKURA (@Saku___bsk528) November 5, 2017
歴史
お祭りにはそれぞれ独自の歴史があり、これもまた面白みの一つですよね。
唐津くんちの歴史は1660年頃に遡ります。
この頃に現在の唐津くんちの原型である、御神輿で御旅所にお渡りになる「御神幸」が始まりました。
今では唐津くんちの代名詞にもなっている曳山は、1819年に一つ目が作られます。
これが現在の一番曳山である赤獅子で、いまでも唐津くんちで目にすることができますよ!
当時、この漆で仕上げられた赤獅子が獅子頭となり、囃子が奏でられながら巡行する様子の人々は驚き、圧倒されたそうです。
驚いた他の町の人々は、各町で曳山を制作したのです。
そうして今では全部で14台の曳山が現存し、唐津くんちで街を駆け抜けているというわけなんですね。
今では例年50万人もの人が訪れる、人々に愛された大人気のお祭りへと成長していきました。
近年は新型コロナウイルスによる開催中止などのトラブルに見舞われながらも、しっかりと途絶えることなく歴史と伝統を受け継いできました。
200年以上もの歴史を受け継いできたこの唐津くんち。
是非、会場に足を運び曳山や会場の熱気を体感することで、その歴史を肌で感じてみてはいかがでしょうか?
【5/5祝賀奉曳記念独り言②】
『曳山の誕生』
唐津くんち行事は寛文年間に始まり、300数十年の歴史が有ります。
実は赤獅子が完成する以前から山車は存在していました。
今から200年前、刀町中ノ菊屋の石崎嘉兵衛が祇園祭の囃子に感動。
唐津くんちでも囃子を奏でる山車を!と完成したのが赤獅子です。 pic.twitter.com/eo7JN9WEPD— @神田五郎 (@koudagoro2) May 4, 2019
アクセスと駐車場
ここでは会場の唐津神社までのアクセスと、駐車場についてまとめました。
会場までの経路や、所要時間などについて前もってチェックしてみてくださいね!
アクセス
唐津神社 | |
住所 | 〒847-0013 佐賀県唐津市南城内3−13 |
最寄り駅 | ・JR唐津線・筑肥線「唐津駅」(徒歩10分) |
アクセス | 【電車】
JR唐津線・筑肥線「唐津駅」から徒歩10分 【シャトルバス】 松浦河畔公園駐車場前~唐津駅南口(2日・3日・4日運行) 【車】 長崎自動車道「多久IC」より車で40分 |
マップ |
周辺の駐車場
お祭りへお車で向かうことを検討されている方は、会場に駐車場があるのかどうか気になるところですよね。
唐津くんちでは、臨時の駐車場が用意されます。
唐津観光協会が周辺の駐車場について発表しているので、下記のページで確認してみてください。
唐津くんち駐車場情報→https://www.karatsu-kankou.jp
ここでは、臨時駐車場を3つご紹介します。
開催当日は駐車場も混雑する可能性があるので、十分注意するようにしてください!
①浄水センター駐車場 | |
住所 | 〒847-0861 佐賀県唐津市二タ子3丁目1 |
営業時間 | 3・4日のみ 9:00~17:30 |
料金 | 無料 |
駐車台数 | 120台 |
マップ |
②松浦河畔公園駐車場 | |
住所 | 〒847-0031 佐賀県唐津市原1774番地1 |
営業時間 | 2日 17:00~22:30
3・4日 9:00~17:30 |
料金 | 無料 |
駐車台数 | 1470台 |
マップ |
③Hotel & ResortsSAGA-KARATSU横駐車場 | |
住所 | 〒847-0017 佐賀県唐津市東唐津4丁目9−20 |
営業時間 | 2日 17:00~22:30
3・4日 9:00~17:30 |
料金 | 無料 |
駐車台数 | 300台 |
マップ |
交通規制
唐津くんちの会場では、交通規制が行われるのかどうか気になる方も多いと思います。
唐津くんちでは、交通規制が実施されます。
交通規制の時間帯は下記の表のとおりです。
詳細については、上記画像や公式のHPをご参照ください!
事前に情報を確認しておくことで、当日スムーズにお祭りを楽しみたいですね!
唐津くんち 交通規制 | |
11月2日 | 18:00~23:30 |
11月3日 | 8:00~18:00 |
11月4日 | 8:30~18:30 |
まとめ
今回は、「唐津くんち」についてまとめました。
唐津くんちは、佐賀県の唐津神社で行われる例大祭で、例年50万人もの人が訪れる佐賀を代表するお祭りです。
曳山は全国でもなかなか見ることができない、とても個性的な山車の一種です!
この曳山の曳き込み・曳き出しはこのお祭りイチバンの見どころで、会場はものすごい熱気に包まれます。
この圧巻のイベントは、人生で一度は生で見ておきたいものです!
是非、皆さんも「唐津くんち」へ足を運んでみてください!
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