2024年6月15日に、東京都千代田区の日枝神社で「山王祭」が行われます。
徳川将軍の江戸時代、歴代の将軍が上覧した「江戸三大祭」として盛大をきわめ、大阪の天神祭、京都の祇園祭と共に日本三大祭に数えられています。
今回は、「山王祭」の日程や見どころ、歴史、駐車場、アクセスについてまとめました!
山王祭2024の開催日程
山王祭の開催日程・場所は下記のとおりです!
是非チェックして、足を運んでみてはいかがでしょうか?
山王祭2024 | |
開催日 | 令和6年6月15日 |
開催場所 | 〒100-0014 東京都千代田区永田町2丁目10−5、日枝神社周辺 |
開催時間 | 午前10時~午後8時 *催しによって異なる |
マップ |
山王祭の歴史
山王祭にはいったいどんな歴史があるのでしょうか。その起源からお祭りの歴史についてまとめました。
山王祭の起源
日枝神社は、かつて江戸城の鎮守であり、徳川将軍家の産土神として崇められました。
1604年、三代将軍の徳川家光公が城内で誕生されてから、「我誕生所之霊神」と信仰されました。
山王祭はとても規模が大きく、大阪の天神祭、京都の祇園祭と並び日本三大祭と称されました。
あの徳川家の時代で、山王祭は幕府が費用を支出したんだそう。
その理由から「御用祭」ともいわれ、当時から山王祭の重要度が伺えますね!
山王祭は将軍の上覧祭に
山王祭には「神幸祭」というものがあります。これは山王祭の中心とも言えるお祭りです。
1616年、二代将軍の徳川秀忠公の時代に、神幸祭が初めて見られたんだそう。
神幸祭が将軍の上覧祭として恒例行事になったのは、1635年が起源と言われています。
三代将軍の徳川家光公がお城から神幸をご覧になられ、なんとそれ以降、神輿の城内渡御は106回にも上ったそうです。
しかし、神幸祭は毎年行われるわけではなく、隔年に一度ずつ行わます。
そして残念なことに今年は神幸祭が行われず、次回の開催は来年6月となってしまいます。
非常に残念ですが、今年はそれ以外の山王祭の見どころを存分に楽しみ、また来年神幸祭を観に行くことで、楽しさは倍増すること間違いなしです!
山王祭の見どころ
山王祭の魅力は、現代の東京なのにも関わらず江戸時代をちょっぴり体感できるようなお祭りであるところです。
しかし、山王祭には行ったことがない、という人もいらっしゃると思います。
そんな方のために、山王祭をもっと楽しむために、注目すべき見どころについてまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!
子の成長を願う稚児行列
子供の健やかな成長を願う「稚児行列」は、見どころの一つです!
3歳〜7歳の男女が稚児の装束をまとい、神社で御祓いをうけ、神様の恵みを受け取る催しです。
子供たちが、身も心も清々しく成長していくことを願われています。
和菓子の山王嘉祥祭
2つ目の見どころは「山王嘉祥祭」です!
日本の伝統である「和菓子」を神さまに献じることで、人々の「健康招福」と「疫病退散」を祈るお祭りです。
このお祭りが始まった年の年号の「嘉祥」から、山王嘉祥祭といいます。
楽しい納涼大会
3つ目の見どころは「納涼大会」です!
境内にたくさんの提灯が掲げられ、初心者でも楽しめる歌や踊りが行われます。
明るい太鼓の音が鳴る中、多くの屋台も出店され、子供から大人まで楽しむことができます。
山王祭のアクセス
山王祭 | |
開催場所 | 日枝神社 |
住所 | 〒100-0014 東京都千代田区永田町2-10-5 |
マップ |
最寄り駅
- 地下鉄(千代田線)赤坂駅(出口2)徒歩3分
- 地下鉄(南北線・銀座線)溜池山王駅(出口7)徒歩3分
- 地下鉄(千代田線)国会議事堂前駅(出口5)徒歩5分
- 地下鉄(銀座線・丸の内線)赤坂見附駅(出口11)徒歩8分
駐車場
日枝神社には境内に、参拝者用の無料駐車場があり、100台も停めることができます。
しかし当日は、大変混雑して日枝神社の無料駐車場に止めることが難しくなることが予想されます。
そこで、今回3つの駐車場紹介いたします!
日枝神社 駐車場 | |
住所 | 〒100-0014 東京都千代田区永田町2-10-5 |
収容台数 | 100台 |
費用 | 無料 |
マップ |
東急キャピトルタワー駐車場 | |
住所 | 〒100-0014 東京都千代田区永田町2丁目10−3 |
収容台数 | 230台 |
費用 | 30分 400円 |
マップ |
赤坂エイトワン駐車場 | |
住所 | 〒100-0014 東京都千代田区永田町2丁目13−5 |
収容台数 | 40台 |
費用 | 10分 100円 |
マップ |
まとめ
今回は、6月に行われる山王祭についてまとめました。
今年は神幸祭こそ開催されませんが、稚児行列や山王嘉祥祭、納涼大会など山王祭ならではの催しが開催され、初夏の最高の思い出になること間違いなしです!
日本三大祭と称された、歴史ある山王祭に是非足を運んでみてはいかがでしょうか?
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