チャグチャグ馬コ2024の日程と見どころは？歴史やアクセスも紹介

2023年6月8日、岩手県盛岡市で「チャグチャグ馬コ」が開催されます。

今回は「チャグチャグ馬コ」の概要、日程、駐車場とアクセス、歴史、見どころについてまとめました。

チャグチャグ馬コとは？

チャグチャグ馬コとは、毎年6月に岩手県滝沢市の蒼前神社から盛岡市の八幡宮までの、およそ14kmもの道のりを1000頭の馬が行進するお祭りです。

この馬には煌びやかな飾りと鈴がつけられている事が特徴で、馬が歩くたびに「チャグチャグ」と鈴の音が鳴ります。

これがチャグチャグ馬コの名前の由来になっているのです。

1000頭もの馬が、華やかな飾りをまとい鈴の音を鳴らして行進する様はとても素晴らしいです。

是非一度は生で観てみたいものですね！

2024年（令和6年）の開催日程は次の通りです。

チャグチャグ馬コ
開催日	2023年6月8日(土)
開催時間	午前9時30分：滝沢市鬼越蒼前神社出発午後1時45分：盛岡市八幡宮到着（予定）

引用：https://colorfuru.jp

行進をする馬には、総額200万円以上するともいわれている、総重量60kgほどの「小荷駄装束」を着飾られます。

出発地点である蒼前神社で、早朝から人々が協力して小荷駄装束を馬に着飾るところから、このチャグチャグ馬コは始まります。

色とりどりの装束を身にまとった馬を観ることができる機会はそうありません。馬の華やかな装束に注目してみましょう！

引用：https://www.city.morioka.iwate.jp

チャグチャグ馬コの名前の由来ともなっている、馬が行進する際になる鈴の「チャグチャグ」という音色。

普段は車が行きかうこの周辺の道路も、この日は馬が優先して通ります。

雑音がない通りを馬が鳴らす独特な音色は、とても新鮮なもので、心が透き通るような気持ちになります！

引用：https://colorfuru.jp

参加する馬はスタートの蒼前神社から、ゴールの盛岡八幡宮まで様々な風景の中を14km行進していきます。

盛岡の市街からのどかな田園風景の中など、色々な風景の中を馬が行進していく姿は、とても感動します。

この感動の風景を、シャッターに収めるも良し、目に焼き付けるも良し、最高の瞬間を味わってしまいましょう！

チャグチャグ馬コの起源は、江戸時代に遡ります。

当時の岩手県では農耕で馬が活躍し、人々は馬を大切にする気持ちから、馬の守り神である蒼前神社などの神社で、馬の無病息災を祈りお参りする風習ができました。

このお参りの際に、「小荷駄装束」という飾りつけを馬に施すのが流行りました。

中には、熊よけとして大きな鈴をつけた馬も出てきて、この鈴の音が「チャグチャグ」と聞こえたことから、チャグチャグ馬コの原型になったと言われています。

昭和5年に、馬好きの秩父宮殿下が岩手県に来られた時、この馬の蒼前神社から盛岡八幡宮への参列をお見せしたところ大変喜ばれ、翌年からも開催が恒例になったのが始まりとなりました。

それからチャグチャグ馬コは発展を遂げ、昭和53年には「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択され、平成8年には「残したい日本の音風景100選」に選ばれました。

このお祭りにより多くの人が観に来れるように、そして多くの馬が参加できるように、開催日を6月の第二土曜日にしています。

このように歴史を紐解いてみると、ますますこの馬の行進を見に行きたくなりますね！

馬好きの秩父宮殿下も感動された、馬の鈴の音をぜひ聴きにいきたいものです！

ここではスタート地点である、滝沢市の鬼越蒼前神社までのアクセスと、駐車場についてまとめました。

今年は無料シャトルバスが出ないのでご注意ください！

鬼越蒼前神社（岩手県滝沢市）
住所	〒020-0659 岩手県滝沢市鵜飼外久保１００−３
問い合わせ先	TEL　0196842111
最寄り駅	JR盛岡駅
アクセス	【バス・電車（新幹線）】 JR盛岡駅→バス停：滝沢鵜飼（岩手県交通滝沢営業所　徒歩約20分）
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