2024年7月に「津和野祇園祭」(鷺舞神事) が行われます。
鷺舞は国の重要無形民俗文化財に指定されている伝統神事で、とても訪れる価値の高いお祭りです。
今回は「津和野祇園祭」の内容、日程と場所、見どころ、屋台、歴史、駐車場とアクセス、混雑状況、交通規制についてまとめました。
津和野祇園祭の内容
津和野祇園祭(鷺舞神事)は、7月20日の御神幸と7月27日のご奉還の2日間で開催されます。
両日共に昔から決められた、町内九ヶ所で「鷺舞」が奉納されます。
鷺舞とは、鷺の衣装をまとった踊り子が歌に合わせて鉦や太鼓を鳴らし、優雅に舞いながら街を歩く催し物です。
かつては京都の祇園祭で行われており、津和野の祇園祭にも受け継がれました。
現在は、国の重要無形民俗文化財に指定されており、夏の風物詩として親しまれています。
当日の鷺舞のスケジュールですが、公式の発表がありませんでしたので2017年に行われた鷺舞のスケジュールをご紹介します。
最新の情報ではないため、時間がずれることがありますのでご了承ください。
行き 7月20日 | |
頭 屋 前(町民センター) 15:00頃 出発 > 弥栄神社15:15頃 > 嘉楽園15:40頃 > 小学校 前15:50頃 > 沙羅の木 前16:05頃 > 古橋酒造 前16:15頃 > 高津屋伊藤博石堂 前16:25頃 > 郵便局 前16:35頃 > 吉永米店 前16:40頃 > お旅所 16:45頃 > 頭屋前(町民センター)17:10頃 |
帰り 7月27日 | |
頭 屋 前(町民センター) 15:00頃 出発 > 沙羅の木 前15:05頃 > 古橋酒造 前15:15頃 > 高津屋伊藤博石堂 前15:25頃 > 郵便局 前15:35頃 > 吉永米店 前15:40頃 > お旅所 15:45頃 > 弥栄神社 16:10 > 頭屋 前(町民センター)17:20頃 |
また、鷺舞が行われる際の唄があるのですが、その歌詞もご紹介します。
皆さんもぜひ、現地で口ずさんでみてくださいね!
歌 詞 橋の上におりた 鳥はなん鳥かわささぎの かわささぎのヤーかわささぎ さぎが橋を渡したさぎが橋を渡した 時雨の雨に ぬれとりとり ヤーかわささぎ さぎが橋を渡した さぎが橋を渡した |
昨日、無事に鷺舞神事が行われました。
何回見ても感動してしまいます😍~480年の歴史をもつ鷺舞神事~
来週の27日(水)の「還御」は 頭屋屋敷(町民センター)を15時出発予定で、鷺舞は町内9ヶ所で披露されます。
(地図をご覧ください)ぜひこの貴重な機会をお見逃しなく! pic.twitter.com/WoeIzUtHCU
— 津和野町日本遺産センター (@tsuwano100) July 21, 2022
日程と会場は?
2023年(令和5年)津和野祇園祭の開催期間と会場は次の通りです。
日程・会場
津和野祇園祭 | |
開催日 | 2024年7月20日(土)、7月27日(土) |
開催時間 | 15:00〜 |
開催会場 | 弥栄神社など町内各所 |
住所 | 〒699-5605 島根県鹿足郡津和野町後田59−1 |
マップ | |
公式HP | https://tsuwano-kanko.net |
お問い合わせ | 0856-72-1771 津和野町観光協会 |
混雑状況
津和野祇園祭は伝統あるお祭りで、多くの方が訪れるお祭りです。
特にメインの鷺舞神事は1番混雑するので、イベントを前もって確認して、早めに動かれることをオススメします!
見どころ
日本で唯一残る鷺舞
鷺舞は京都発祥ですが、現在は津和野の鷺舞が日本で唯一残る鷺舞として親しまれています。
なので、伝統的な鷺舞を一目見ようと地元民だけでなく、遠方からの観光客も訪れるのです。
400年ほど前に伝えられた鷺舞は、現在まで奉納が続けられ、今や国の重要無形民俗文化財として指定されるほどの神事になりました。
400年もの間、親しまれ続けている理由を、是非生で体感してみてはいかがでしょうか!
津和野の「えっへん」
#1 鷺舞神事
~京都で絶えた祇園祭の出し物が、今でも津和野で残り続けている~津和野に伝承されて480年の鷺舞は、元々は京都の祇園祭から発祥、長期にわたって継承しているものはここだけで、今では国指定の重要無形文化財となっています。 pic.twitter.com/tn1q6TDXNv
— 津和野町日本遺産センター (@tsuwano100) July 21, 2022
屋台や花火は?
津和野祇園祭の屋台や花火の情報を調べましたが、見つけることはできませんでした。
屋台や花火は行われない可能性が高いです。
歴史
津和野祇園祭の鷺舞は、1542年に11代の津和野城主吉見正頼が、山口の祇園会から移し入れた芸能神事です。
本元は京都から伝わったもので、京都から山口へ、山口から津和野へと伝えられました。
江戸時代の坂崎出羽守の時代に、一度鷺舞は中絶されてしまったのですが、亀井氏の時代になって二代藩主の茲政が1643年に、坂田兵左衛門、柴屋彦を京都に向かわせて、京都祇園会の鷺舞を直接習得させました。
そこから再び鷺舞神事が復活して、今日まで受継がれているのです。
アクセスと駐車場
ここではメイン開催場所の弥栄神社へのアクセスと、駐車場についてまとめました。
アクセス
弥栄神社 | |
住所 | 〒699-5605 島根県鹿足郡津和野町後田59−1 |
最寄り駅 | ・JR津和野駅(徒歩10分) |
アクセス | 【電車】
JR津和野駅から徒歩10分 【車】 中国自動車道「六日市IC」から車で約60分 |
マップ |
周辺の駐車場
津和野祇園祭には、専用の駐車場がありませんので付近の駐車場をご利用ください。
ここでは弥栄神社周辺の有料駐車場をご紹介しますので、参考にしてみてください!
①津和野町営駐車場 | |
住所 | 〒699-5605 島根県鹿足郡津和野町後田 |
営業時間 | 24時間 |
料金 | 最大料金(24時間) 500円 |
駐車台数 | 20台 |
マップ |
②あぜみち高岡通り駐車場 | |
住所 | 〒699-5605 島根県鹿足郡津和野町後田ロ64−2 |
営業時間 | 8:00~17:00 |
料金 | 1回 500円 |
駐車台数 | 約50台 |
マップ |
③中央駐車場 | |
住所 | 〒699-5605 島根県鹿足郡津和野町後田 |
営業時間 | 24時間 |
料金 | 1回 500円 |
駐車台数 | 約60台 |
マップ |
交通規制
津和野祇園祭2024の交通規制情報について調べましたが、現時点で公式の発表はありませんでした。
公式の発表があり次第、追記していきます。
まとめ
今回は、「津和野祇園祭」についてまとめました。
津和野祇園祭の最大の見どころは、日本で唯一残る鷺舞です。
国の重要無形民俗文化財として指定されており、一見の価値は大いにあります!
是非、皆さんも津和野祇園祭へ足を運んでみてください!
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