日本相撲協会は5/4、元関脇の逸ノ城(30)が引退届を提出したことを発表しました。
今回は逸ノ城の引退の件や、プロフィール、過去の戦績についてまとめました!
元関脇逸ノ城、電撃引退へ
日本相撲協会は5月4日、元関脇の逸ノ城(30)が引退届を提出したことを発表しました。
3月の春場所では14勝1敗の大活躍を見せ、十両優勝を飾り、大相撲夏場所で2場所ぶりの幕内復帰を決めていた逸ノ城。
このタイミングでの電撃引退発表に、相撲界やファンの間には激震が走っています。
いったいなぜ、このタイミングで引退をしてしまうのか気になるところですが、持病の腰痛が一向に良くならないことが原因だとの事です。
春場所千秋楽が終了してから、埼玉県川口市の自宅から腰の治療に通っていたのですが、なかなか良くならずに5月になっても相撲部屋に行くことができなかったそうです。
逸ノ城の周辺関係者によると、5月2日に今後についての話し合いが行われ、今後の現役続行の継続が難しいとの結論に至ったとの事。
逸ノ城の師匠である、湊親方からは、まだ相撲を取ることができる、と現役続行してほしい旨を伝えられたそうですが、逸ノ城は引退の決意を固めたそうです。
昨年の名古屋場所では12勝3敗で初の幕内優勝、3月の春場所で十両優勝するなど勢いに乗っている逸ノ城には、今場所も優勝候補の筆頭として期待が寄せられていました。
腰痛が悪化してからは、歩行もままならなかったり、横になると腰痛がひどいので座ったまま寝ることもあったそう。
しかし、そんな時でも逸ノ城は相撲をやめたいと思ったことはない、と話していたようです。
ただ、現在30歳の逸ノ城関は自身の身体と相談して苦渋の決断に至ったようですね。
まだまだこれからの活躍が期待できる、大人気の力士であっただけに今回の電撃引退は本当にショックですよね。
これからも別の道でご活躍されることを願っています!
逸ノ城のプロフィール
本名:三浦駿(みうら たかし)
出身:モンゴル
生年月日:1993年4月7日
身長:191cm
体重:219kg
所属部屋:湊部屋
日本が大好きな逸ノ城
逸ノ城はモンゴル出身ですが、高校時代に日本に相撲留学にやってきました。
学校は鳥取の鳥取城北高校へ留学。相撲に打ち込み、みるみる力をつけていき、高校卒業後に現在の湊部屋に入りました。
来日してから和食にすっかり適応し、モンゴルに帰郷した際には郷土料理でおなかを壊してしまうほど、日本になじんだようです。
2021年に日本国籍を取得して、日本相撲協会に残る資格を得ましたが、今後は本人の意向により相撲協会に残らないそう。
どのような道に進まれるにせよ、現役生活の疲れをしっかり癒して次の道でも活躍してほしいですね!
逸ノ城の戦績
成績
引退前の番付:十両
最高位:東関脇
生涯戦績:408勝328敗73休(55場所)
幕内戦績:334勝298敗73休(47場所)
優勝:幕内最高優勝1回、十両優勝2回
賞:殊勲賞3回、敢闘賞1回
データ
初土俵:2014年1月場所
入幕:2014年9月場所
引退:2023年3月場所(番付上は2023年5月場所)
まとめ
今回は、元関脇の逸ノ城関が電撃引退した件についてや、プロフィール、過去の戦績についてまとめました。
現役時代は腰痛に悩まされながらも、要所要所でしっかり成績を残してきており、今場所も優勝候補に挙がっていた実力派の力士でした。
まだまだこれからの活躍が期待されていただけに、今回の引退発表には多くのファンがショックを受けているようです。
今後は現役時代の疲れをしっかり癒し、次の道でも活躍されることを願うばかりです!
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