イギリスでチャールズ国王の戴冠式!戴冠式とチャールズ国王も紹介!

5月6日、イギリス・ロンドンのウェストミンスター寺院で、チャールズ国王の戴冠式が行われました。

今回は戴冠式の様子と、戴冠式、チャールズ国王についてまとめました!

無事に終了したチャールズ国王の戴冠式

5月6日、イギリス・ロンドンのウェストミンスター寺院で、チャールズ国王の戴冠式が行われました。

ウェストミンスター寺院は、過去900年以上にわたり国王や女王の戴冠式が行われてきた、伝統的な寺院です。

イギリスで新しい君主の戴冠式が行われるのは、なんと約70年ぶりの事だそうです。

世界的にも大きいこの大イベント。各国の王族や国家元首はもちろん、新型コロナウイルスで生活が困窮した人を支援に尽力した方など、計約2200名ほどが招待されました。

日本からは、秋篠宮文仁親王と紀子親王妃の御二方がが出席されました。

戴冠式では、聖職者のカンタベリー大主教が祭壇に向かい、「チャールズ国王は疑いのない国王だ」と宣言。

それに合わせて、参列者も「チャールズ国王万歳」と一斉に応じました。

この日は早朝から大勢の参列者が集まり、バッキンガム宮殿ではパブリックビューイングが行われるなど、異様な盛り上がりを見せています。

イギリス国内はもちろん、世界的にどれほど注目されている儀式かということが、よくわかりますね!

戴冠式って、どんな式なの?

戴冠式(たいかんしき)とは、君主制の国家で、国王や皇帝が王位、帝位への就任を宣明する儀式です。

国王、皇帝が即位した後、聖職者から王冠、帝冠を受けて、公式に宣明が行われます。

日本でも、「即位礼正殿」という即位の礼の中心儀式がありますが、これは今回の戴冠式に相当するものです。

900年以上の歴史を誇る戴冠式

戴冠式の起源は、ソロモン王が王冠を受けたことだそう。

また、イスラエルとユダヤの諸王が儀式を行ったことも記録されています。

以来、900年以上にわたってこの伝統が受け継がれ、これまでに執り行われた戴冠式は計38回にも上るそうです。

なかなか、ここまで続く伝統的な儀式はないですし、未だにこの盛り上がりを見せているのですから、驚きですよね!

チャールズ国王はどんな人?

全名:Charles Philip Arthur George(チャールズ・フィリップ・アーサー・ジョージ)

生年月日:1948年11月14日(74歳 2023年現在)

配偶者:①ダイアナ・フランセス(1981-1996年)

②カミラ・シャンド(2005-現在)

父親:エディンバラ公爵フィリップ殿下

母親:エリザベス2世

不倫を経て再婚したチャールズ国王

チャールズ国王は、1948年11月にエリザベス女王フィリップ殿下の間に誕生しました。

厳しい規律で育った幼少期を経て、ケンブリッジ大学に進んだチャールズ国王。

大学を卒業後にダイアナ妃と一度目の結婚をします。しかし、結婚前から現カミラ妃との不倫関係が続いており、ダイアナ妃との離婚に至ってしまいます。

2005年には世間の強い風当たりを受けながらもカミラ妃と再婚。カミラ妃が「王妃」と呼ばれることを強く願い、国民の許しと和解を促しました。

チャールズ国王は環境問題や代替医療分野の促進400以上の慈善団体の後援を行うなど、社会活動家として強い存在感を示してきました。

様々な事柄を乗り越えてきたチャールズ国王には、今後も人類の生活の向上、環境問題の解決に寄与することを期待されています。

戴冠式を終えた後のチャールズ国王の、今後の活動には大いなる期待を寄せていきたいところですね!

まとめ

今回は、5月6日にイギリス・ロンドンのウェストミンスター寺院で行われた、チャールズ国王の戴冠式の様子や、チャールズ国王と戴冠式についてまとめました。

聖職者から王冠を受け、公式に王位への就任を宣明する儀式である戴冠式。

カンタベリー大主教から王冠が渡り、無事に戴冠式は執り行われ、参列者も「チャールズ国王万歳」と声を上げました。

国民から強い風当たりを受けた離婚なども乗り越え、慈善団体の後援や環境問題解決に尽力するなど社会活動に強い期待が寄せられています。

公式に王位に就任したチャールズ国王。今後の活動でも、引き続き人類の向上に貢献して頂きたいところですね!

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