5月3日、阪神タイガースは甲子園球場で中日ドラゴンズと対戦し、9回裏に木浪選手のサヨナラ打で8-7でサヨナラ勝ちを収めました。
今回は今試合の内容と、タイガースの最新成績、サヨナラ打の木浪選手のプロフィールをまとめました。
6点差をひっくり返す劇的サヨナラ勝利
5月3日、甲子園球場でセリーグの阪神タイガース対中日ドラゴンズの試合が行われました。
一時6点差で中日ドラゴンズがリードして勝負が決まったかと思われましたが、最終的には阪神タイガースが木浪選手の一打でサヨナラ勝ちを収めました。
この試合は中日ドラゴンズが試合を優勢に進め、一時スコアは6-0でドラゴンズがリードする展開に。
試合はこのままドラゴンズの勝利で終えるかと思われましたが、ここから阪神タイガースが猛追を見せます。
8回が終了した時点で6-6の同点という、手に汗握る展開になります。
試合が決定づいたのは9回でした。9回表の中日ドラゴンズの攻撃で、木下選手がセンターへのタイムリーヒットを放ち、中日ドラゴンズが1点を勝ち越します。
勝負があったかと思われましたが、9回裏の阪神タイガースの攻撃。相手の失策などで0アウト満塁のチャンスを迎えると、打席に立ったのは木浪選手でした。
カウント1-2から相手投手のボールをしっかりとらえると、これがライトへのタイムリーヒットになります。
2塁走者がサヨナラのホームを踏み、阪神タイガースが7-8で劇的なサヨナラ勝ちを収めました。
この最終スコア「8-7」という数字は、アメリカの元大統領フランクリン・ルーズベルト氏が「野球の試合で一番面白いスコア」と評したスコアで、「ルーズベルトゲーム」と呼ばれています。
Twitterでは「ルーズベルトゲーム」がトレンド入りするなど、大盛り上がりを見せた試合となりました。まさに手に汗握る試合で、本当に面白い試合でしたよね!
サヨナラ打の木浪選手って?
名前:木浪聖也(きなみ せいや)
生年月日:1994年6月15日(28歳 2023年現在)
身長:179cm
体重:80kg
投打:右投左打
プロ入り:2018年ドラフト3位
今季絶好調のユーティリティプレーヤー
木浪選手は、社会人野球チームのホンダで活躍し、2018年にドラフト3位で阪神タイガースに指名された、プロ野球選手です。
広角に打ち分ける技術と、パンチ力を兼ね備える打撃力を持つ一方で、高い身体能力を活かして内野の全ポジションを守ることができるという、高い守備力も持っています。
今年の木浪選手はここまで22安打を記録し、打率も.349をマーク(2023年5月3日現在)するなど、好調をキープしています。
甘いマスクと高い野球センスを併せ持った木浪選手ですが、今シーズンはタイトル争いをするくらいの活躍を期待したいですね!
阪神タイガースの2023年最新成績!
阪神タイガースの2023年5月3日現在、セリーグのペナントレースにおいて、26試合を終え14勝11敗1分の2位につけています。
攻撃面の成績を見ると、チーム打率.244(セ同率3位)、得点95(セ2位)、守備面ではチーム防御率2.73(セ2位)、失点77(セ2位)と、どの分野もリーグ2位前後の安定した成績を残しています。
シーズンはまだ始まったばかりで、残り100試合以上あります。
このままの戦いを続けていけばクライマックスステージ出場はもちろん、リーグ優勝の可能性を十分に秘めているので、この調子で阪神タイガースには頑張ってほしいですね!
まとめ
今回は5/3に阪神タイガースが、中日ドラゴンズに木浪選手のサヨナラ打で勝利した件と、木浪選手のプロフィールや今シーズンの阪神タイガースの成績についてまとめました。
6点差をひっくり返し、劇的なサヨナラ勝ち。終わってみれば8-7と「ルーズベルトゲーム」の最高に盛り上がる試合となったようです。
現地で観戦した方がうらやましいほどの、素晴らしい試合でしたね!
サヨナラ打を放った木浪選手は、2023年絶好調で、このままいけば首位打者のタイトル争いに名乗りを上げるかもしれません。
阪神タイガースとしても、現時点でセリーグ2位と安定した成績を残しているので、今後の試合も木浪選手はもちろん、阪神タイガースの試合はチェックしておく必要がありますね!
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